ご利用のブラウザでは、本サイトが正常に動作しない場合がございます。本サイトを、正常かつ快適にご利用いただくために、以下をブラウザ推奨環境としています。

Windows
IE9.0以上
Firefox最新版
Chrome最新版
Macintosh
Safari最新版
Firefox最新版
Chrome最新版

永久保存版!ふっ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせる使い方

特集

こんにちは、販促担当のひらくりです。

フライパンの選び方、使い方に関するコラムをシリーズ化しています!
今回は皆さんにとって身近なふっ素樹脂加工のフライパンについてのお話になります。

ご家庭にあるフライパンの大半が"テフロン加工"とよく呼ばれている「ふっ素樹脂加工」のフライパンではないでしょうか?


皆さんのイメージだと

ふっ素樹脂加工のフライパンは…

「最初はツルツル滑って使いやすかったけど、すぐダメになる」

「安いけど耐久性はない」

「正直使い捨て」

といったイメージも少なからずあると思います。

ですが、

正しい使い方をするだけで確実に長く使うことが可能なんです!


早速詳しく説明していきましょう!


ふっ素樹脂加工のフライパンを使っていて、だんだん焦げつきやすくなってしまう…

なるべく長持ちさせるにはどうしたらいいのでしょうか?



まずは、適切な火力で調理いただくことが重要です。
どうしても、早く調理がしたい気持ちから余熱の際に「強火」を使いがちですが、


ふっ素樹脂加工のフライパンの多くは熱伝導の良い「アルミニウム合金」のため、強火だと知らず知らずに

「過度のから焼き」状態になって、

ふっ素を痛めている場合があります。


中火でできるだけゆっくりと温度上昇させることが

ふっ素に優しい使い方です。


調理後すぐに水道水をかける「急冷」にも要注意!

ふっ素樹脂の表面が傷んでしまう原因となります。

(水をかけてジューッ!となるのはまだ温度が高い証拠、しばらく置いて冷めてからお手入れをしてください)



お使いいただくヘラやお玉などの道具にもお気をつけください。


ふっ素は薄い膜がついているのと同じです。

もし、先のとがったもので大きな傷をつけてしまうと、そこから「ぺろっ」と剥がれてしまう事があります。


金属ヘラ使用可能と表示の有る物も、木製や耐熱樹脂製のツールを使うとキズが付きにくく、さらに長持ちしますのでお勧めです。


そもそもふっ素樹脂加工とは?

簡単に言うと、ふっ素というこびりつきにくい成分を含んだものすごく高温に耐えられる塗装被膜です。


世界で初めて調理器具に加工された商品が

「テフロン加工」

という呼び名を使っていたため、現在でもふっ素樹脂を「テフロン加工」と呼ばれる方も多いようです。


元々のベーシックなふっ素樹脂が誕生して数十年、

様々な生活・調理用途に合わせて日々進化しています。

一般的にふっ素樹脂加工と呼ばれているものは皆さんよくご存じかと思いますので、ここのところよく見かける新しいふっ素樹脂についていくつか代表例と特徴を紹介します。

①ハードコート

ハードコート:「金属へら使用OK」とパッケージなどに書いてあります。


金属ツールなど使っても傷がつきにくくするように、下地塗装にセラミック粉など、硬い材質を混ぜ込み、磨耗に強くしたものです。

②ダイヤモンドコート

ダイヤモンドコート:ハードコートの進化版、ふっ素樹脂にダイヤモンドの微粒子粉末を入れたものです。

③マーブルコート

マーブルコート:ハードコートの一種、斑点状にふっ素樹脂を塗ることで、表面に凸凹がでて、食材と点当たりになるため、耐久性が向上することが特徴。見た目が石(大理石)のように見えるため、マーブルコートと呼ばれています。


それぞれに特徴があり、一概にどれが優れているとは言い難いですが、よりくっつきにくさを好まれるのであれば、ハード系より通常のふっ素の方が良い傾向にあります。

ただし、傷もつきやすく、耐久性という点では比較的早期に寿命が来てしまいます。

ハードコート系は耐久性を重視しながら

「くっつきにくさ」

を必要十分なレベルにしたものが多くなっており、少量の油を使っていただければくっつかず快適にお使い頂けます。

耐久性を示す一つとしてよくパッケージなどにかかれている

「○○万回」

というのを目安にしてもいいかもしれません。

これは、公的機関で定められた検査です。

金属のヘラをこすりつけて、ふっ素樹脂がなくなるまでの往復回数を示すもので、

数字が大きいほど「膜が長持ちしますよ」

と思っていただければ間違いではありません。


ただし、数字が大きいものがすべていいとは言えません。


前段のように短期間でもいいので、

できるだけ油を使わずに滑る調理がいいのであれば、わざわざ価格の高い数字が大きい物を選ばすとも、

一般的なものを早いサイクルで買いかえ頂いた方が良い場合もあります。


長所と短所

長所:すべりが良く、こびりつきにくいので買ってすぐに良さを体験できます。
手入れも楽で、使い勝手がよいので、日常使いに向いています。

短所:コーティングがはがれたり、薄くなってきてくっつき始めたら寿命になるので、買い替えが必要。

正しい使い方、劣化してしまう原因

たとえば…

火加減

過度のから炊きや、高温調理を長く続けると、ふっ素の表面が傷み寿命が早まります。


最近のコンロは非常に高火力なので、余熱の段階でも中火からをお勧めします。

余熱ってどの程度までOK?

油を引いて、加熱したフライパンを軽くひとまわしし、油のとろみ(粘性)がなくなり、サラサラとフライパンの中で水のように動き始めたら、調理開始の合図と覚えておくと便利です。

油を入れる⇔点火する、の順序はある?油なし調理の場合は?

ふっ素の膜を急激な温度差から守るため、油を入れる→点火の順が好ましいです。

油なしの調理はコートを炒める原因になるのでNG

空焼きって?空焼き状態になりやすい食材はある?

フライパンの中に何も入れない状態で加熱すること。

から焼きになりやすい食材は特にないですが、大きなフライパンで少量の調理をした場合、調理物が乗っていない部分がから焼き状態になりやすいので、分量に合わせたサイズのフライパンを使っていただくことをお勧めします。

油を薄く塗るだけでも空炊きを抑える効果があります。

写真のように大きめのフライパンで少量のウインナーを炒めるような状況がイメージしやすいかと思います。


調理ツール(木べらや樹脂製ツールなら安心?金属ヘラOKの表示があれば安心?)

金属ヘラOKの表示があれば使用可能です。ただ、先のとがった金属へらなどで故意に力を込めると、傷つきや、そこからふっ素がはがれやすくなります。

木べらや樹脂製のツールは先端がとがったものが少なく、傷をつけにくく、ふっ素には優しいといえます。

傷がついてしまうとそこからフライパン素地に腐食が発生して、ふっ素樹脂の剥がれなどの原因になります。

調理後に食材をそのまま保存してもいい?

基本はNGです。特に塩分の強い調理物を入れたままにすると、ふっ素表面にある目に見えない小さな穴から、しみ込んで、下地の金属を腐食させてしまいます。

結果、ふっ素樹脂が浮き上がり剥がれの原因になります。

ただし、簡易的な保存であれば大きく性能を損ねることはありません。時間でいうと一昼夜を目安にしてください。

洗い方(道具、急冷注意など)

使用後は、食器用洗剤でスポンジなどやわらかい材質の物を使い、表面を軽くこすれば汚れは簡単に落ちます。みがき粉など、研磨剤入りのものは使用しないでください。


糖分・こげ等が固まったしまった場合は少しぬるま湯などをいれ、柔らかくしてから、柔らかいスポンジでこすり洗いしてください。

食器用スポンジのざらざらした面で洗浄すると、ふっ素樹脂の表面をやすりで削っているのと同じで膜が薄くなっていくので寿命が早まります。

価格の違いの理由は?高いものほどふっ素加工が長持ちする?

たとえば、
・ふっ素樹脂加工の品質の差(高品質な加工なら劣化しにくい)

100%とは言いませんが、価格が高いものほど長持ちするといってよいでしょう。

ふっ素だけでなく、使っている下地の金属の違いや厚みなど、さまざまな要素によって値段は変わってきますが、価格の高いものは耐久性も考慮した素材や塗装工程の管理が徹底されているためです。



買い替え時は?新しいフライパンを選ぶときのポイントは?

買い替え時:一つの目安としては、焼きそばがこびりつきやすくなってくるとふっ素が劣化している可能性が高くなっています。

また、焦げつく場所、焦げ付かない場所がまだらに出てくるようでしたら、ふっ素の劣化が始まっている目安となります。

ガス・IH問わず、熱源に近い部分から焦げ付きが早くなる傾向にあるのでご使用の熱源と照らし合わせてみてください。


新しいフライパンを選ぶときのポイント:どんな商品が欲しいかの条件を決めること

例えば、軽い、深さがある、コートの種類、価格など。

ふっ素樹脂表面の汚れもこびりつきの原因の一つです。お手入れしやすいので、軽く洗ってしまいがちですが
食器用洗剤を使用してよく洗うよう心がけてください。


・交換の目安

ふっ素の剥がれ、表面のキズが目立つなどの状態になったら買い替え目安です。
油を使用すれば、そのままでも使用は可能ですが、
ふっ素塗膜がさらに劣化してしまいます

今回はふっ素樹脂加工フライパンについて深くご紹介いたしました。

特にふっ素コーティングの種類の違いなど、店頭で見ていても

「何がいいのかわからない!!」

と叫びたくなりますよね?(かつての私がそうでした笑)

フライパンの買い替え頻度など

できるだけ油を使わずに滑る調理がいいのであれば、一般的なものを早いサイクルで買いかえるのがいい

ということでした。


ぜひ参考にしてみてくださいね!

94e5962e3d5a8238df595b7a8ea69054.jpg
記者:ひらくり

会社からほど近いエリアで一人暮らし中。 本が好きすぎて退社後は本屋に入り浸っています。

マガジン レシピ